封神演義のミュージカル(目覚めの刻)を見てきました(その2)

2019年1月29日火曜日

m1_封神ミュージカル

封神演義ミュージカルの感想続きです。

前回感想は主に良かった点だったので、今回はいまいちだった点について。



■妲己ちゃんが人を足蹴にするのが気になる


民を虐げる場面や太公望と序盤で対決する場面、足で相手を蹴っ飛ばす仕草が何度かあったのが気になりました。
そこは部下に叩きのめさせるとか、足だと品がないからせめて手に持った扇で叩くとかでお願いしたいところ。

妲己って直接手を下すキャラじゃないし、そもそも自分から他人に触れることも触れさせることもあまりなかったと思います(紂王さまや王天君は別として)。なんというか不可侵な雰囲気がなくなってしまったのが残念。




■殷氏の改変


はきゅうの時のイメージ違いが可愛く思えるくらい別物でした。

男性が演じて(紂王役の人が一人二役してる)カマっぽくなっちゃうのでギャグに走るのはわかります。でも太乙真人に土下座までさせるのはそこまでやらなくても…。

ギャグパートとしては笑えたけど、わざわざ男性にしなくてもアンサンブルの女性に原作通り天然可愛い殷氏を演じてもらえば良かったんじゃないの?と引っかかる改変でした。全体的に原作まんまなのに何故ここだけ…。